
村田きよのかねてからの念願であった、村田組と大島組の合併が行われ、大島竜次の村田組三代目襲名披露が行われた。だが村田組は竜次の母きよが長年苦労して築きあげたものだ。竜次はこの栄誉に甘えることを嫌い、修業のために一人旅にでていった。この大島組の動きに、ライバル花岡興業はいろめきたった。竜次にさんざん煮え湯をのまされ、つもる恨みのある花岡組の桑田は、これを機会に竜次を亡きものにしようと人斬り稼業根津の三兄弟に竜次のあとをつけさせた。また竜次をしたう大島組の若い衆、辰と虎鮫、村田組をわざと破門になり、これまた竜次のあとを追った。もはや村田組は代貸しの佐平次と大島の雄造を残すだけとなった。一方高市にさ...